文献

J-GLOBAL ID：201102238351934170   整理番号：11A1005494

投影像の幾何補正のための画像対応付け手法

A Correspondence Search Technique for Geometric Correction of Projected Images

著者 (4件)： TAKAHASHI Toru (Tohoku Univ., Sendai-shi, JPN) ,  AOKI Takafumi (Tohoku Univ., Sendai-shi, JPN) ,  ITO Koichi (Tohoku Univ., Sendai-shi, JPN) ,  KONDO Satoshi (Panasonic Corp., Kadoma-shi, JPN)
資料名： 映像情報メディア学会誌  (映像情報メディア)
巻： 65  号： 6  ページ： 841-845  発行年： 2011年06月01日 
JST資料番号： F0330A  ISSN： 1342-6907  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,SIFT(スケール不変特徴変換)及びPOC(位相限定相関)を用いたプロジェクタとカメラ画像間の対応付け手法について述べた。対応付けは,投影像のカメラによる幾何補正の鍵となる作業である。これまでの方法では,対応は投影スクリーン上への構造化光の投影によっていた。本論文では,プロジェクタとカメラの対応を見出すために,通常のビデオ列のただ1枚のスナップショットを用いる幾何補正手法を提案した。1)限定数の対応点を用いたプロジェクタとカメラ画像間の近似ホモグラフィ推定のためのSIFTによる特徴マッチング,2)対応点の正確な位置を調整するためのPOCによる高密度サブピクセル対応付け,を採用した。一連の実験を通して,提案した手法により,投影されるビデオコンテンツ源とカメラで捉えられた実際のプロジェクタ画像の間に強い輝度の変化が見られる場合でも,高精度の幾何補正が可能なことを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *画像 ,  *画像補正 ,  写真像 ,  操作 ,  画像処理 ,  特徴抽出 ,  画像分析 ,  画像変換
準シソーラス用語： スケール不変特徴変換 ,  *プロジェクタ画像 ,  ホモグラフィ ,  位相限定相関 ,  *幾何補正 ,  対応付け

分類 (2件)： 表示機器  (NC06030Q) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (7件)：

• FUCHS, H. Practical Multi-Projector Display Design. 2007
• BIMBER, O. Spatial Augmented Reality Merging Real and Virtual Worlds. 2005
• BIMBER, O. The visual computing of projector-camera systems. Computer Graphics Forum. 2008, 27, 8, 2219-2245
• LOWE, D. Distinctive image features from scale-invariant keypoints. Int'l J. Computer Vision. 2004, 60, 91-110
• TAKITA, K. A subpixel correspondence search technique for computer vision applications. IEICE Trans. on Fundamentals, A. 2004, E87, 8, 1913-1923

タイトルに関連する用語 (4件)： 投影像 ,  幾何補正 ,  対応付け ,  手法