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J-GLOBAL ID：201102238547855058   整理番号：11A1422111

時間分解IR吸収スペクトルで調べたn型およびp型GaN光電極での光生成電子の電位に依存する再結合の動力学

Potential-Dependent Recombination Kinetics of Photogenerated Electrons in n- and p-Type GaN Photoelectrodes Studied by Time-Resolved IR Absorption Spectroscopy

著者 (5件)： YAMAKATA Akira (Toyota Technological Inst., Nagoya, JPN) ,  YOSHIDA Masaaki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KUBOTA Jun (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  OSAWA Masatoshi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  DOMEN Kazunari (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 133  号： 29  ページ： 11351-11357  発行年： 2011年07月27日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自作の時間分解IR分光装置による透過および反射スペクトルの測定によって,水の光分解に用いられる,n型(O₂発生)およびp-型GaN薄膜電極(H₂発生)の紫外光照射(355nm,6ns,10Hz)によって生成した電子および電荷キャリアの再結合の動力学を調べた。ミクロ秒領域では,p型およびn型電極ではそれぞれ正負の電位によって寿命が延びることおよびミリ秒領域では電位に依存する定常状態反応効率と残存電子数の間に相関があることが分かった。ポテンシャル・ジャンプ測定によって,バルクに電子が集積(フェルミ準位が増加)すると,n型GaNでは電極電位は負サイドにジャンプしたが,p型では最初負側にジャンプした後に,ミリ秒の間に徐々に正側にシフトすることが分かった。

シソーラス用語： *窒化ガリウム ,  *光電極 ,  *再結合 ,  膜電極 ,  *時間分解分光法 ,  *赤外吸収スペクトル ,  キャリア再結合 ,  N型半導体 ,  P型半導体 ,  光分解 ,  水 ,  紫外線照射

分類 (1件)： 光化学反応  (CB08020F)

タイトルに関連する用語 (9件)： 分解 ,  Ir ,  吸収スペクトル ,  GaN ,  光電極 ,  光生成 ,  電子 ,  電位 ,  動力学