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J-GLOBAL ID：201102238741840002   整理番号：11A0855192

コンテンツ流通網における人気度とノード負荷を考慮した誘導情報のアクティブ配布方式

Active Distribution of In-network Guidance Information Considering Popularity and Nodal Load in Content Delivery Networks

著者 (3件)： 柿田将幸 (大阪府大 大学院工学研究科) ,  谷川陽祐 (大阪府大 大学院工学研究科) ,  戸出英樹 (大阪府大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 448(NS2010 163-295)  ページ： 563-568  発行年： 2011年02月24日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,大容量コンテンツ配信に起因するサーバ負荷の増大が問題となっている。コンテンツキャッシュを用いてサーバの負荷軽減を実現しつつ,コンテンツ指向なネットワークを自律的に形成する手法として,Breadcrumbsと呼ばれるキャッシュへの誘導情報を扱う方式が提案されている。また,筆者らは,特定状況下でクエリがルータ間をループするという本方式の問題を解決したBreadcrumbs+方式を提案している。従来方式は,ネットワーク上のルータがコンテンツをキャッシュすることを前提としているが,本稿では,キャッシュ機能をユーザに移行させることでさらなる負荷分散を実現する。さらに,誘導情報をより積極的に配布することで,ユーザキャッシュの利用を促進する方式Active Breadcrumbsを提案し,計算機シミュレーションにより提案方式の有効性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： コンテンツ ,  情報流通 ,  *情報配布 ,  容量 ,  ネットワーク ,  質問 ,  *負荷分散
準シソーラス用語： クエリー ,  *コンテンツ配信 ,  *コンテンツ流通 ,  大容量

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  データ通信  (ND11040A)

引用文献 (10件)：

• BARISH, G. World wide web caching : Trends and techniques. IEEE Communications Magazine. 2000, May
• CARZANIGA, A. Content-based networking : A new communication infrastructure. NSF Workshop on an Infrastructure for Mobile and Wireless Systems, Scottsdale, Arizona, Oct. 2001. 2001
• STOICA, I. Internet Indirection Infrastructure. IEEE/ACM Transactions on Networking. 2004, 12, 2, 205-218
• KOPONEN, T. A Data-Oriented (and Beyond) Network Architecture. SIGCOMM, 2007. 2007
• BECK, A. Enabling the internet to deliver content-oriented services. Proc. 6th Internationval Web Caching and Content Distribution, Boston, MA, June 2001. 2001

タイトルに関連する用語 (4件)： コンテンツ流通 ,  ノード ,  誘導 ,  配布