抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】261人の食品アレルギーの疑いのある患者の特異的血清IgGの結果を報告し,診断および臨床栄養療法の根拠を提供する。【方法】臨床用患者からの合計261の血清サンプルをELISA法で試験して,14種類の食品の特異的IgG濃度を見出した。その結果を,種々の分類基準(例えばアレルギーの程度,年令および性)によってグループ化した。群の間で統計解析を行った。【結果】すべての陽性結果の中で,3種類のレベルが観察され,食品の割合を,卵>エビ>カニ>乳>米>トマト>トウモロコシ>小麦>ダイズ>リング>牛肉>食用きのこ>豚肉=鶏肉とランク付けした。子供-若年群および成人群では,最高のアレルギー危険性は卵からであり,最小のアレルギー危険性は豚肉および鶏肉であり,2つの群の間に有意差は見られなかった(P>0.05)。男性群および女性群では,最高のアレルギー危険性は卵,エビおよびカニからであり,2つの群の間に有意差は見られなかった(P>0.05)。【結語】特異的食品IgG抗体の定量は,特定の食品アレルギーの診断に有効であり,それは,IgEの血清中濃度が低くかつ臨床徴候が典型的でない,アレルギーの疑いのある患者のための新しい方法である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST