抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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プレコート鋼板は溶融亜鉛めっきを施した鋼板に塗装を行なった,主に屋根,壁に用いられる素材であるが,その利用において切断加工がなされるのが一般的である。このため,その切断面の耐食性はこの種の鋼板の性能を左右する重要な意味を有する。本研究では,この観点から異なる亜鉛めっき(Zn-6Al-3MgおよびZn単独)を施したプレコート鋼板試片に対する促進腐食試験を実施した。腐食試験は湿潤試験と塩水噴霧試験を適用した。評価は切断面の観察と腐食性生物の分析によって行なった。この結果,Zn-6Al-3MgめっきはZnめっきよりも高い耐食性を示すことを明らかにし,その要因はMgの優先腐食による酸化亜鉛の維持によるものと判断した。