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J-GLOBAL ID:201102239023021709   整理番号:11A1354448

試験管内コルヒチン処理によるカキの十二倍体作出とその生育特性

Induction of Dodecaploid Persimmons (Diospyros kaki Thunb.) by in vitro Colchicine Treatment and Their Growth Characteristics
著者 (5件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 309-314 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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カキの十二倍体を作出するため,六倍体完全甘ガキ間の交雑実生の染色体倍加を行った.試験管内で交雑実生の茎頂部に,コルヒチンを0.03~0.05%の濃度で12~24時間処理することで,効率的に染色体倍加ができた.コルヒチンで染色体倍加した十二倍体個体は,樹勢の弱いものが多かったが,一部には生育が比較的良好なものもあった.これらは,交雑親と比較して気孔密度が低く,孔辺細胞が大きかった.十二倍体個体は六倍体個体と比較して花蕾の着生率が低かったが,雌花と雄花を着生する個体が得られ,その花粉は発芽することが確認されたことから,これらは九倍体完全甘ガキ育種のための母本となるものと考えられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
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果樹  ,  作物の品種改良 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (18件):
  • 福井博一・西元和男・中村三夫.1990.カキの茎頂培養における品種間差異.園学雑.59: 51-57.
  • 池田 勇・山田昌彦・栗原昭夫・西田光夫.1985.カキの甘渋の遺伝.園学雑.54: 39-45.
  • 金好純子・古田貴音・蔵尾公紀・山口 聡.2008.単胚性カンキツにおけるコルヒチン処理による四倍体の作出とその種子親としての利用による三倍体の獲得.園学研.7: 5-10.
  • Murashige, T. and F. Skoog. 1962. A revised medium for rapid growth and bioassays with tobacco tissue cultures. Physiol. Plant. 15: 473-497.
  • Namikawa, I. and M. Higashi. 1928. On the chromosomes in Diospyros kaki L. and Diospyros lotus L. Bot. Magaz. 42: 436-438.
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