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J-GLOBAL ID:201102239313331574   整理番号:11A0480722

異なる堆積物バックグランドを持つ底生珪藻のスペクトル応答

Spectral response of benthic diatoms with different sediment backgrounds
著者 (5件):
資料名:
巻: 115  号:ページ: 1034-1042  発行年: 2011年04月15日 
JST資料番号: C0252B  ISSN: 0034-4257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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陸生植生のリモートセンシングは広範囲な植生指数(VIs)を用いて植物特性をモニターしているが,これ等の指数はキャノピーバックグラウンドに非常に敏感なことがある。本研究は潮間帯ミクロ底生植物に対するVIs適用に与えるバックグラウンド影響を研究したが,これは3つの対照的堆積物タイプのスペクトル(砂,微細砂,泥)と管理された条件から得られた単一特異性底生珪藻の反射スペクトルのスペクトル組合せによって構築した合成スペクトルライブラリを用いた。このスペクトルデータベースは,同一バイオマス範囲に対して(3-182mgクロロフィル a m-2),含水量,粒子サイズ,有機物含有量の堆積物可変性に関連してアルベドとスペクトルコントラストに於ける大きさ相違を示した。幾つかのVIsを評価した。これ等の比率の中で正規化植生係数(NDVI)が,垂直植生指数(PVI),土壌調整植生指数(SAVI),変形植生第2土壌調整(MSAVI2)と言った土壌補正VIsに比べて,バックグラウンド効果により敏感ではなかった。土壌調整VIsのより低い有効性は土壌vs.ミクロ底生植物生物膜に比べて土壌vs.キャノピーの構造上の相違と光学挙動によって説明できる様であった。このバックグラウンド効果は632nmと675nm,に於けるガウスモデル指数,及び632nmに於ける2次導関数を用いて最小化でき,一方赤端部屈曲点(REIP)と675nmに於ける2次導関数によっては貧弱な結果が得られた。最少感受性指数はPhytobenthos指数であり,これはNDVIに非常に類似したが,しかし波長675nmの代わりに632nmの赤波長を使用し,クロロフィルcの吸収を考慮した。変形NDVI705,そこでは赤バンドの変わりに705nm波長を利用した,は中庸のバックグラウンド感受性を示した。更にNDVI705とこのPhytobenthos指数はバイオマス増加に由来する指数飽和応答に対してより感受性が低いと言う追加的適切特性を持った。不幸なことに,これ等のVIsはブロードバンドマルチスペクトル衛星画像に適用できず,ハイパースペクトル解像度を持つセンサを必要とした。しかし本研究は,バックグラウンド影響がマルチスペクトル衛星画像を用いた潮間帯ミクロ底生植物地図化にNDVIを適用する制約にならないことを明らかにした。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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リモートセンシング一般  ,  光学情報処理  ,  分光法と分光計一般 
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