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J-GLOBAL ID:201102239345215355   整理番号:11A0488602

マウスへの化学修飾mRNAの送達による治療用タンパク質の発現

Expression of therapeutic proteins after delivery of chemically modified mRNA in mice
著者 (17件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 154-157  発行年: 2011年02月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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現在使用されている遺伝子治療用ウイルスベクターには,白血病誘発など,安全性に関する重大な懸念があり,非ウイルスベクターには遺伝子導入効率が低いという難点がある。今回我々は,DNAを基盤とする遺伝子治療に代わる化学修飾mRNAの治療的有用性を検討した。ヌクレオチド修飾を組み合わせることで,mRNAとToll様受容体(TLR)3,TLR7,TLR8,およびレチノイン酸誘導性遺伝子I(RIG-I)との相互作用が生じなくなり,マウスでの免疫原性が抑制されて高い安定性が得られた。修飾マウスエリスロポエチンmRNAを単回筋肉内注射すると,マウスの平均ヘマトクリット値は,28日間で51.5%から64.2%に上昇した。サーファクタントタンパク質B(SP-B)の欠損による致死性の先天性肺疾患のマウスモデルでは,修飾SP-B mRNAのエアロゾルを肺に週2回局所投与することにより,野生型SP-Bの発現が71%回復し,投与個体は予定された28日間の試験期間の終了時まで生存した。Copyright Nature Publishing Group 2011
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分類 (2件):
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その他の薬物の基礎研究  ,  遺伝子発現 

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