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J-GLOBAL ID：201102239503149039   整理番号：11A0142416

SMP複合材料の形状固定性のマイクロメカニックスによるモデル化

Micromechanical Modeling of Shape Fixity Effect of a SMP Composite

著者 (2件)： 荒木栄敏 (京都工繊大 大学院工芸科学研究科) ,  樋口彰彦 (京都工繊大 大学院工芸科学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 A編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A)
巻： 76  号： 772  ページ： 1823-1831  発行年： 2010年12月25日 
JST資料番号： F0227B  ISSN： 0387-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マイクロメカニックスの手法を用いてSMP複合材料の形状固定性のモデル化を行い,ゴム状態の巨視的全ひずみの偏差成分とガラス状態のそれとを等置することで,巨視的な形状固定性の度合を表す形状固定性指数を強化基材の等価固有ひずみを用いて表すことができた。さらに,得られた解を用いて,回転楕円体強化基材に対して具体的に計算した結果,強化基材のアスペクト比の増加につれて形状固定指数は減少し,また,形状固定性と剛性とが共に良好となるアスペクト比が存在することを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： 微視力学 ,  *重合体 ,  形状記憶効果 ,  モデリング ,  ガラス転移点 ,  数学モデル ,  *効果 ,  応力歪特性 ,  ポリウレタン ,  解析モデル ,  歪 ,  ゴム弾性 ,  ガラス状態 ,  炭素繊維 ,  繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： *形状記憶ポリマ ,  *形状固定効果

分類 (2件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC02030I)

引用文献 (12件)：

• 1) HAYASHI S. Nikkei Mechanical. (1989) vol.7, p.116-120.
• 2) TOBUSHI H. Science of Machine. (1993) vol.45, no.11, p.1136-1140.
• 3) 戸伏 寿昭. ほか. ポリウレタン系形状記憶ポリマ-の特性と応用. 機械の研究. 養賢堂. (1994) vol.46, no.6, p.p646-652.
• 4) 島村 宏之. ほか. 形状記憶ポリマー複合材の開発. プラスチックス. 工業調査会. (2006) vol.57, no.1, p.124-129.
• 5) Mori T. Acta Met.. (1973) vol.21, p.571-574. doi:10.1016/0001-6160(73)90064-3

タイトルに関連する用語 (5件)： SMP ,  複合材料 ,  固定性 ,  マイクロメカニックス ,  モデル化