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J-GLOBAL ID：201102239582713556   整理番号：11A0193995

創傷被覆材用のエレクトロスピニングによる銀ナノ粒子導入ポリウレタンナノファイバーマットの調製

Preparation of Silver Nanoparticles Incorporated Electrospun Polyurethane Nano-fibrous Mat for Wound Dressing

著者 (5件)： LAKSHMAN Lakshmi R. (Amrita Vishwa Vidyapeetham Univ., Kochi, IND) ,  SHALUMON K. T. (Amrita Vishwa Vidyapeetham Univ., Kochi, IND) ,  NAIR Sreeja V. (Amrita Vishwa Vidyapeetham Univ., Kochi, IND) ,  JAYAKUMAR R. (Amrita Vishwa Vidyapeetham Univ., Kochi, IND) ,  NAIR S. V. (Amrita Vishwa Vidyapeetham Univ., Kochi, IND)
資料名： Journal of Macromolecular Science. Part A. Pure and Applied Chemistry  (Journal of Macromolecular Science. Part A. Pure and Applied Chemistry)
巻： 47  号： 10/12  ページ： 1012-1018  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： B0697A  ISSN： 1060-1325  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 創傷被覆材及び補綴材料を得るため,水溶性又は有機銀をポリウレタン(PU)溶液に導入して標準化プロセスでエレクトロスピニングを行ってPU-Agナノファイバーを作成した。紫外線分光光度法で材料分析を行い,保水性をスポンジ,PUナノファイバーマット及びAg導入PUマット間で比較した。水溶性銀から作製したPU-Agナノファイバーは非毒性であり,細胞と共存できるが有機ルートによるものは細胞毒性作用を有していた。FTIRによると銀の導入によってPUの結晶化度が上昇し,ナノファイバーマットの強度が増した。Kirbyディスク拡散法によるとKlebsiellaに対する抗菌性が認められた。従来のPUスポンジに比べて吸水性に優れ(吸水率75%),バクテリアによる傷の腐生が防止され,傷からの浸出物を適度に吸収するので,急性又は慢性の傷に対する創傷被覆材として有用である。

シソーラス用語： *ポリウレタン ,  *ナノファイバ ,  *マット ,  *銀 ,  *ナノ粒子 ,  *エレクトロスピニング ,  *創傷保護材 ,  補綴 ,  水溶性 ,  有機銀化合物 ,  紫外吸収スペクトル ,  保水性 ,  細胞毒性 ,  FTIR分光法 ,  結晶度 ,  抗細菌作用 ,  Klebsiella ,  *外皮作用薬

分類 (3件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 創傷被覆材 ,  エレクトロスピニング ,  銀ナノ粒子 ,  調製