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J-GLOBAL ID:201102239674965292   整理番号:11A1199406

肺癌細胞における組換えhsa-pri-miR-155アデノウイルスの構築,発現及び同定

Construction, expression, and identification of recombinant hsa-pri-miR-155 adenovirns in lung cancer cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 246-250,254  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2408A  ISSN: 1000-8861  CODEN: MIZAED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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本研究の目的は,ヒト成熟miR-155の発現のための組換えアデノウイルスを調製し,肺癌細胞A549において組換えアデノウイルスを発現させ,その生物活性を同定することである。最初に鋳型として,miR-155をコードしている配列を健常者ボランティアのgDNAからPCR法で増幅し,pTA2Tベクターにクローニングし,配列を決定した。引き続いて完全鎖長pri-miR-155をコードしているDNAをpAdTrack-CMVシャトルプラスミドにクローニングした。BJ5183細菌におけるpAdEasy-1ベクターと相同組換をさせるために,生成物を直線化した。PCR及び制限エンドヌクレアーゼ消化によって陽性クローンを同定し,Ad/pri-miR-155ウイルスをパッケージング及び増幅させるために,組換えアデノウイルスDNAを293FT細胞に形質移入した。その後ウイルスをCsCl密度勾配遠心分離によって精製した。感染させたA549細胞におけるmiR-155発現は,RT-PCR及びEGFP蛍光法によって確認した。miRBaseターゲットデータベースに従って,miR-155のターゲット配列及びその変異したターゲット配列を合成し,pGL3-Control/miR-155wt及びpGL3-Control/miR-155mutを作製するために,pGL3-Control Reportルシフェラーゼレポーターベクターに挿入した。これらをpRL-CMVと共にA549細胞に共形質移入し,Ad/pri-miR-155ウイルスあるいはAd/FK3対照ウイルスで感染させ,相対的ルシフェラーゼ活性を測定した。DNA配列決定の結果,pAdTrack-CMV/pri-miR-155の配列は正しかった。ヒト成熟miR-155の特異的発現はAd/pri-miR-155ウイルスで感染させた後A549細胞内でRT-PCR法によって同定した。二重ルシフェラーゼレポーターアッセイの結果,成熟miR-155が生物活性を有するAd/pri-miR-155ウイルスで発現した。以上の結果から,hsa-pri-miR-155の組換えアデノウイルスの調製に成功し,A549細胞で効率よく発現したことを意味した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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ウイルスの生化学 

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