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J-GLOBAL ID：201102239727260822   整理番号：11A1375450

マグネシウム合金板材のプレス成形技術

著者 (1件)： 西野創一郎 (茨城大 大学院理工学研究科)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 61  号： 6  ページ： 269-273  発行年： 2011年06月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マグネシウム合金板のプレス加工を中心にした素材改質と加工方法に関する2000年以降の研究を展望し,著者らの行った板曲げに関する研究事例を紹介する。プレス加工技術では,200~250°Cでの温間成形による成形性改善の研究が行われてきたが,次第に材質改善による冷間プレス化へ移行している。材質改善では結晶粒微細化,集合組織のランダム化などの研究が進められている。ついで,著者らのAZ31合金圧延板の冷間曲げ加工性と曲げ試験片の集合組織との関係を検討し,曲げ加工性の向上には集合組織集積度の分散が必要であり,量産時の成形安定性を確保するためには集合組織の生成状態の統一が必要である。最後に,今後の課題についてもまとめる。

シソーラス用語： *プレス加工 ,  *マグネシウム合金 ,  金属板 ,  *成形 ,  成形性 ,  結晶粒微細化 ,  集合組織 ,  曲げ加工 ,  曲げ試験 ,  プレス成形 ,  温間成形 ,  AZ31 ,  改変
準シソーラス用語： ASTMAZ31

分類 (3件)： プレス加工  (WC04050H) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (65件)：

• 1) 日本マグネシウム協会編:現場で生かす金属材料シリーズ マグネシウム,工業調査会,(2009).
• 2) 根本 茂:初歩から学ぶマグネシウム,工業調査会,(2002).
• 3) 日本塑性加工学会編:マグネシウム加工技術,コロナ社,(2004).
• 4) 高津正秀:軽金属,54(2004),493–498.
• 5) 鎌土重晴,小島 陽:塑性と加工,44(2003),3–9.

タイトルに関連する用語 (3件)： マグネシウム合金 ,  板材 ,  プレス成形