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J-GLOBAL ID：201102239764675498   整理番号：11A0755364

サイトグロビンに結合する脂質はヘム配位の変化をもたらす:酸化ストレスのシグナル伝達におけるサイトグロビンの役割

Lipid binding to cytoglobin leads to a change in haem co-ordination: a role for cytoglobin in lipid signalling of oxidative stress

著者 (3件)： REEDER Brandon J. (Univ. Essex, Essex, GBR) ,  SVISTUNENKO Dimitri A. (Univ. Essex, Essex, GBR) ,  WILSON Michael T. (Univ. Essex, Essex, GBR)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 434  号： 3  ページ： 483-492  発行年： 2011年03月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 6配位ヘモグロビンであるサイトグロビンの機能について,スペクトル変化や反応速度論的に検討した。オレイン酸塩は化学量論的に1:1で,また強い親和性でサイトグロビンに結合していた。サイトグロビンが,脂質分子との結合時に,6配位から5配位に変換した。この変換は,第一鉄状態ではなく,第二鉄の酸化状態で生じた。サイトグロビンの脂質誘導変換は,ニューログロビンのような類似した6配位ヘモグロビンでは生じず,サイトグロビンの特異な性質であると思われた。この脂質誘導変換はサイトグロビンが過酸化活性を促進する原因であった。この過程は,酸化的環境下でのみ生じ,レドックス関連細胞情報伝達機構に関連していることを示していた。

シソーラス用語： *グロビン ,  ヘム ,  *ヘムタンパク質 ,  スペクトル解析 ,  反応速度論 ,  配位数 ,  状態 ,  酸化還元反応 ,  脂質過酸化 ,  ヘモグロビン ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  *サイトグロビン ,  *シグナル伝達
準シソーラス用語： *細胞情報伝達 ,  酸化状態

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

物質索引 (1件)： オレイン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： サイトグロビン ,  脂質 ,  ヘム ,  酸化ストレス ,  シグナル伝達 ,  役割