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J-GLOBAL ID：201102240194651571   整理番号：11A1433728

東南極,セルロンダーネ山脈からの角閃岩化したかんらん石グラニュライトが被っていると推定される超高温変成作用

Inferred ultrahigh-temperature metamorphism of amphibolitized olivine granulite from the Sor Rondane Mountains, East Antarctica

著者 (6件)： NAKANO Nobuhiko (Div. of Earth Sciences, Fac. of Social and Cultural Studies, Kyushu Univ., 744 Motooka, Nishi-ku, Fukuoka 819-0395, JPN) ,  OSANAI Yasuhito (Div. of Earth Sciences, Fac. of Social and Cultural Studies, Kyushu Univ., 744 Motooka, Nishi-ku, Fukuoka 819-0395, JPN) ,  BABA Sotaro (Dep. of Natural Environment, Univ. of the Ryukyus, Okinawa 903-0213, JPN) ,  ADACHI Tatsuro (Div. of Earth Sciences, Fac. of Social and Cultural Studies, Kyushu Univ., 744 Motooka, Nishi-ku, Fukuoka 819-0395, JPN) ,  HOKADA Tomokazu (National Inst. of Polar Res., Tokyo 190-8518, JPN) ,  TOYOSHIMA Tsuyoshi (Graduate School of Sci. and Technol., Niigata Univ., Niigata 950-2181, JPN)
資料名： Polar Science  (Polar Science)
巻： 5  号： 3  ページ： 345-359  発行年： 2011年09月 
JST資料番号： W2215A  ISSN： 1873-9652  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿は東部Dronning Maud Landのセルロンダーネ山脈地域が超高温変成作用を被っていることを示す初めての証拠である,角閃岩化した苦鉄質グラニュライト中の斜方輝石+スピネルシンプレクタイトについて報告する。このグラニュライトはプレート内アルカリ玄武岩の特徴を有する。シンプレクタイトの局所的全岩化学組成,主要及び微量元素組成,及びシンプレクタイトの熱力学的計算から,シンプレクタイトは圧力12kb以上,1000°Cからの減圧時にざくろ石,かんらん石及び初生の斜方輝石から形成されたと結論される。得られた圧力-温度条件と圧力-温度経路は,背弧的地質構造環境に位置する中央Dronning Maud LandのSchirmacher Hills超高温変成作用のそれとは異なり,南インド,スリランカ,北東モザンビークの一部に似ている。これはおそらく東西ゴンドワナ間の衝突時に生じた大陸の肥厚化と上昇の反映であろう。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *南極 ,  *グラニュライト ,  *変成作用 ,  超高温変成作用
準シソーラス用語： シンプレクタイト

分類 (1件)： 変成岩  (DE07060A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 東南極 ,  山脈 ,  角閃岩 ,  かんらん石 ,  グラニュライト ,  推定 ,  超高温変成作用