文献

J-GLOBAL ID：201102240365343269   整理番号：11A1665459

ヌクレオソーム内の対称的な修飾は全体としてヒストンリジンメチル化に必要ではない

Symmetrical modification within a nucleosome is not required globally for histone lysine methylation

著者 (10件)： CHEN Xiuzhen (Beijing Normal Univ.) ,  CHEN Xiuzhen (National Inst. Biological Sci., Beijing, CHN) ,  XIONG Jun (Peking Union Medical Coll.) ,  XIONG Jun (Chinese Acad. Medical Sci.) ,  XIONG Jun (National Inst. Biological Sci., Beijing, CHN) ,  XU Mo (Peking Union Medical Coll.) ,  XU Mo (Chinese Acad. Medical Sci.) ,  XU Mo (National Inst. Biological Sci., Beijing, CHN) ,  CHEN She (National Inst. Biological Sci., Beijing, CHN) ,  ZHU Bing (National Inst. Biological Sci., Beijing, CHN)
資料名： EMBO Reports  (EMBO Reports)
巻： 12  号： 3  ページ： 244-251  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： W1261A  ISSN： 1469-221X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： すべてのヌクレオソーム内におのおののコアヒストンが2コピー存在している。しかしながら,ヌクレオソーム内の両方のヒストンにおいて,同じリジン残基で対称的にメチル化されることが必要であるかどうかは不明である。ほとんどのリジンがメチル化がされた状態では,モノヌクレオソーム内で野生型ヒストンがメチル化されない突然変異体ヒストンと対をなすと,大部分のヒストンと同程度のメチル化が起きていた。全体的なスケールにおいて,対称的なヒストンのメチル化は必要とされないことを実証している。しかしながら,野生型H4ヒストンがメチル化できないH4K20Rヒストンと対をなすと,H4K20me2とH4K20me3のレベルが減少したことから,これらの修飾の少量は対称的であり,これらの修飾を行う酵素はある程度,前メチル化したH4K20をヌクレオソーム基質として好むのかもしれない。

シソーラス用語： *ヌクレオソーム ,  対称性 ,  化学修飾 ,  タンパク質メチルトランスフェラーゼ ,  *メチル化 ,  中心核 ,  アミノ酸残基 ,  野生型 ,  突然変異体 ,  対合 ,  ヒストン ,  減少 ,  酵素 ,  染色体 ,  構造 ,  ヒストンリジンメチルトランスフェラーゼG9a ,  *ヒストンメチル化 ,  リジン残基 ,  ヒストンH4
準シソーラス用語： 化学的修飾 ,  コア

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： ヌクレオソーム ,  対称 ,  修飾