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J-GLOBAL ID：201102240621820975   整理番号：11A0488814

リグノセルロース系バイオマスの次世代技術開発の動向 I 成分分離によるリグノセルロースの高付加価値利用技術開発

The Latest Trend of Next Generation Technology Development for Lignocellulosic Biomass: I: Refining and Functional Utilization of Lignocellulosics

著者 (1件)： 舩岡正光 (三重大 大学院生物資源学研究科)
資料名： Journal of the Japan Institute of Energy  (Journal of the Japan Institute of Energy)
巻： 89  号： 12  ページ： 1153-1159  発行年： 2010年12月20日 
JST資料番号： F0217A  ISSN： 0916-8753  CODEN： JJIECE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リグノセルロースを基盤とする脱石油型社会を築くためには,炭水化物を中心とした従来の処理システムを根本的に見直し,リグニン及び炭水化物の両者を精密に変換する新しいシステムを構築する必要がある。リグノセルロースの高付加価値利用技術開発に関し,下記事項などについて解説した。1)新しいシステム構築必要性の背景,2)リグニンの基本構造(非フェノール系高分子),3)リグニンとセルロースによる全環境対応型設計(持続型社会構築の具現化),4)リグニン及び炭水化物の変換設計,5)リグノセルロースの精密リファイニングとその重要ステップ,6)天然リグニンから誘導されるリグノフェノールの分子特性の活用,7)バイオを基盤とする持続的工業ネットワークの構築。

シソーラス用語： *リグノセルロース ,  *バイオマス ,  技術開発 ,  分離 ,  *リグニン ,  *炭水化物 ,  精密加工 ,  *付加価値 ,  *付加価値生産性 ,  セルロース ,  *環境保全 ,  プロセス設計 ,  天然材料 ,  ネットワーク構造 ,  持続可能な開発
準シソーラス用語： リグニン・炭水化物複合体 ,  *高付加価値 ,  ネットワーク化

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  化学プロセスの解析  (XC01030R)

引用文献 (25件)：

• FUNAOKA, M. Tappi J. 1989, 72, 145
• FUNAOKA, M. Holzforschung. 1996, 50, 245
• FUNAOKA, M. Polymer International. 1998, 47, 277
• FUNAOKA, M. Macromol., Symp. 2003, 201, 213
• SHINANO, T. Trans. Mater. Soc. J. 2008, 33, 1185

タイトルに関連する用語 (5件)： リグノセルロース系バイオマス ,  開発 ,  動向 ,  リグノセルロース ,  高付加価値