抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Alcoa社が開発した6013合金を改良し2024-T3材レベル以上の合金2013を開発した。航空機用材料への採用を目標に米国規格の合金登録,熱処理登録,さらに二次構体用材料,一次構体用材料への登録が行われた。ここでは,一次構体用材料として必要な登録データを中心に紹介する。物理的性質,機械的性質,疲労特性,耐食性,表面処理特性のデータとその特徴を示した。これらの特性により,2013-T6511は2024-T3511の代替として,さらに複雑形状への押出が可能,溶接が可能などの特性を生かして,構造の一体化,航空機のコストと重量の低減が期待される。