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J-GLOBAL ID:201102240717296762   整理番号:11A0909167

ヒト表皮角化細胞のコレステロール枯渇で誘導されるHB-EGF合成と放出は細胞外ATPにより制御され,p38とERK1/2シグナル伝達経路の両方に関与している

HB-EGF synthesis and release induced by cholesterol depletion of human epidermal keratinocytes is controlled by extracellular atp and involves both p38 and ERK1/2 signaling pathways
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巻: 226  号:ページ: 1651-1659  発行年: 2011年06月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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コレステロール枯渇剤のメチル-β-シクロデキストリン(MβCD)を使い,ヒト表皮角化細胞のコレステロール枯渇で誘導されるストレス応答を調べ,1)ケラチン細胞の脂質ラフト破壊はEGFRに結合するヘパリン結合EGF様成長因子(HB-EGF)の発現と放出を誘導した,2)ATP-γ-S処置によりHB-EGF合成が誘導された,3)コレステロール枯渇はケラチン細胞からのATP放出を誘導した,4)脂質ラフト破壊で誘導されるHB-EGF合成はATPとプリン受容体との相互作用に依存した,などについてデータを示した。まとめると,ヒト表皮角化細胞でのコレステロール枯渇による脂質ラフト破壊様ストレスはATP放出を誘導してHB-EGFの発現と放出を引き起こしたが,これにはp38とERK1/2シグナル伝達経路が関与していた。このような結果から,ケラチン細胞の膜マイクロドメイン変化に続くATPの放出は,皮膚損傷からの治癒と恒常性維持に重要な役割を果たしているHB-EGFの発現と放出を誘導することが示唆された。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  外皮一般 

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