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J-GLOBAL ID:201102240778791715   整理番号:11A1474483

単一のグリコシルドナーを用いる溶媒誘起アノマー性ジアステレオ選択性切り替え

Solvent-induced anomeric diastereoselectivity switching using a single glycosyl donor
著者 (2件):
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巻: 346  号: 14  ページ: 2098-2103  発行年: 2011年10月18日 
JST資料番号: B0929A  ISSN: 0008-6215  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高ジアステレオ選択的なグリコシル化反応がこれまで開発されてきた。しかしながら,すべてのグリコシル化反応がジアステレオ選択的というわけではなく,そのような反応はおそらくこれまで報告されたことがない。いくつかのフコシル化反応に対しては,著しく低いまたは異常に逆の選択性が明らかにされた。この研究では,一連の2-O-ベンジル-保護基化フコピラノシル供給体を用いての長鎖炭化水素アルコール,9-ヒドロキシノナン酸エチルおよびデカノールのフコシル化反応を調べた。結果的に得られた生成物はジエチルエーテルまたはジクロロメタン(CH2Cl2)を用いて切り替わり溶媒誘起ジアステレオ選択性を実証した。実用的なα-選択性はエーテル溶媒を用いて観察された。対照的に,実用的なβ-選択性はCH2Cl2を用いて観察された。アノマー性ジアステレオ選択性の切り替えはアルコールガラクトシル化反応において同様に観察された。大きなスピン-格子緩和時間定数(T1)は9-ヒドロキシノナン酸エチルの分子運動が実際にCH2Cl2中よりEt2O中で激しいことを示しており,そのEt2O中での解離およびCH2Cl2中での会合を示唆した。会合したアルコールの嵩高さが観察されたジアステレオ選択性の原因である可能性が最も高い。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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