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J-GLOBAL ID:201102240822960430   整理番号:11A0810429

馴化した長期培養細胞の利用による植物化学物質の生成

Production of phytochemicals by using habituated and long-term cultured cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 51-62 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: L0316A  ISSN: 1342-4580  CODEN: PLBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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外生植物ホルモン不在下で増殖して植物化学物質を生成した培養植物細胞系を確立し,それらの培養特性と生成した植物化学物質の特徴を調べた。そして,選抜と継代培養により,以下の植物化学物質を生成する細胞系を確立した:オウトウ,モモおよびツユクサ(Commelina communis L.)のアントシアニン生成細胞系;ツユクサのカロチノイド生成細胞系;アマランサス属植物種のβシアニン生成細胞系;およびダイズのイソフラボン生成細胞系。オウトウ,モモおよびツユクサの細胞株はホルモンフリー培地での継代培養によって確立した。一方,アマランサス属植物とダイズの細胞株はオーキシンとサイトカイニンの濃度を漸次半減させた継代培養を必要とした。セイヨウナシのアントシアニン生成細胞系は,低濃度の植物ホルモン(2,4-ジクロロフェノキシ酢酸0.156μg/Lと6-ベンジルアミノプリン0.0156μg/L)を必要とし,セイヨウナシからは外生植物ホルモン不在下で増殖した細胞系を得ることができなかった。ツユクサの青い花弁に含まれるマロニルアオバニンやフラボコンメリニンといったアントシアニン類は,青~紫のアントシアニン生成培養細胞からの抽出液中には認められなかった。植物ホルモン不要のアントシアニン生成オウトウ細胞系は,300代を超える長期培養に順応可能であった。懸濁培養では,その細胞株がムラシゲ・スクーグ培地よりも改良B5培地でアントシアニンを高濃度に生成した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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微生物,組織・細胞培養による物質生産一般 
引用文献 (47件):
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