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J-GLOBAL ID:201102240825907930   整理番号:11A0405280

泥溜めからの風化した掘削廃棄物中の石油炭化水素の生物分解の最適化に関する研究

Optimisation research of petroleum hydrocarbon biodegradation in weathered drilling wastes from waste pits
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号: 12  ページ: 1065-1075  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: H0970A  ISSN: 0734-242X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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油田の5カ所の泥溜めに保存されていた土壌と掘削廃棄物の混合物を採取し,炭化水素で汚染された土壌の浄化技術の評価を実施した。浄化技術は排水流出システムによる石油関連物質の除去による開墾,汚染されていない土壌との混合による土壌改質,曝気により刺激されたバイオレメディエーション,固有種の微生物による微生物接種法の4段階で構成される。実験では,処理の各段階で全石油系炭化水素(TPH),C8~C22,C23~C38の含有量を測定した。実験の結果,初期の開墾後とバイオレメディエーション後と比較して,TPH,C8~C22,C23~C38の含有量はそれぞれ41.9~72.8%,33.5~68.5%,10.8~27.4%に減少した。また土質改良後に固有種のバクテリアを接種した場合と,固有種のバクテリアと真菌を接種した場合を比較すると,後者はTPH,C8~C22,C23~C38の含有量を大幅に減少させることが可能であることが判明した。またバイオレメディエーションと微生物接種後のTPH,C8~C22,C23~C38の含有量をホパン(Hopane)の量で正規化し,正規化された含有量の経時変化は指数関数的に減少することが明らかとなった。以上より,石油炭化水素汚染土壌の生物分解速度定数は0.0055~0.0068/dayであり,固有種のバクテリアを利用すると分解速度定数が0.0150~0.0181/dayに向上するという結論を得た。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
廃棄物処理  ,  土壌汚染  ,  産業廃棄物処理 

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