抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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軸方向に圧縮を受ける円筒シェルに座屈が発生すると,その挙動は形状や材質に応じて様々な様態を示す。Yamakiらに代表される弾性円筒シェルを用いた過去の実験によれば,円筒シェルは1次座屈を超えた後,荷重の下落とともに非軸対称の形状をもった安定な分岐経路に飛び移ること,さらに圧縮の進行とともに周方向の波数を1つずつ減じながら飛び移り座屈(2次座屈)を連続的に繰返すことが示された。従来の弧長法に代表されるような手法では,これらの実験結果を完全に追跡することが困難であったが,最近の汎用FEMを適用し,全自動かつシームレスの解析によって深い後座屈領域までほぼ完全にトレースすることが可能になったので報告する。(著者抄録)