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J-GLOBAL ID:201102241015677667   整理番号:11A1828422

バイオサーファクタントマンノシルエリスリトールリピッドはRBL-2H3細胞による炎症メディエーターの分泌を阻害する

Biosurfactant mannosyl-erythritol lipid inhibits secretion of inflammatory mediators from RBL-2H3 cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 1810  号: 12  ページ: 1302-1308  発行年: 2011年12月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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背景:バイオサーファクタントのマンノシルエリスリトールリピッド(MEL)はさまざまな生物活性を持つ微生物生産糖脂質である。MELは優れた表面活性及び細胞分化及びアポトーシスのようなさまざまな生物活性を示すことが知られる。しかしながら,薬物発見または薬物起源に関連するこれらの作用についてほとんど知られていない。方法:アレルギー反応において中心的役割を果たす肥満細胞からの炎症メディエーターの分泌に及ぼすMELの影響を研究した。肥満細胞は3種の炎症メディエーターを分泌し,光度計またはELISAによりこれらの分泌メディエーターを定量した。MELの作用メカニズムをCa2+感受性蛍光染料及びリン酸化蛋白質のウエスタンブロットにより研究した。結果:MELは抗原刺激によるエキソサイトーシス放出を投与量依存様式で阻害した。また,MELはロイコトリエンC4及びサイトカインTNFαの抗原誘導分泌を阻害することを見出した。メディエーター分泌に及ぼすMELの阻害作用はCa2+増加,MAPキナーゼのリン酸化及び細胞外膜融合の分子機構として役割を果たすSNARE(可溶性N-エチルマレイミド感受性因子付着蛋白質受容体)の阻害により仲介された。結論:MELは肥満細胞による炎症メディエーターの分泌を阻害する消炎作用を保持した。全般的意義:MELはCa2+増加及びMAPキナーゼを含む2つの主要な細胞内シグナル伝達経路に作用した。また,MELはエキソサイトーシスのみならず,細胞内小胞輸送に必須なSNARE蛋白質のリン酸化を阻害した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  免疫反応一般 
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