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J-GLOBAL ID:201102241038460002   整理番号:10A0570854

32D-BCR/ABL細胞の増殖に及ぼすhnRNP E2デコイRNAの影響

The effect of hnRNP E2 decoy RNA on proliferation of 32D-BCR/ABL cells
著者 (10件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 518-522  発行年: 2009年 
JST資料番号: C2525A  ISSN: 1000-7431  CODEN: ZHONEV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】ポリ(rC)-結合蛋白質E2(hnRNP E2)の発現は,慢性骨髄性白血病(CML)の慢性期から芽球発症まで異常だった。本研究は,32D-BCR/ABL細胞の増殖に及ぼすhnRNP E2デコイRNAの影響および可能な分子機構を研究することであった。【方法】hnRNP E2デコイRNAのプラスミド発現野生配列(pGD)および突然変異配列(pGM)を,エレクトロポレーション法で32D-BCR/ABL細胞に形質移入された。安定して形質移入された細胞を,G418で選んだ。細胞再生能を,トリパンブルー染色およびコロニー形成試験を用いる細胞成長曲線よって検出さした。細胞周期は,フローサイトメトリーよって分析した。下流のCCAAT/エンハンサー結合蛋白質α(C/EBPα)およびc-MycのmRNAおよび蛋白質発現を,RT-PCRおよびウェスタンブロット法によって測定した。【結果】安定して発現された32DP210-pGD細胞,および32DP210-pGM細胞を選んだ。32DP210-pGD細胞の増殖は,未処理32D-BCR/ABL細胞と比較して阻害された。抑制率は,(69.48±5.21)%であった。32DP210-pGD細胞のコロニー形成能力は弱められた。32DP210-pGD細胞はG_0/G_1相で捕らえた。32DP210-pGD細胞のC/EBPα mRNAの発現は,不変のままだったが,しかし,42Ku-C/EBPα蛋白質発現は,(43.83±4.91)%上昇した。c-MycのmRNAおよび蛋白質発現水準は,(それぞれ35.67±6.64)%および(30.91±3.84)%に減少した。しかし,上述のパラメータでは32DP210-pGM細胞と未処理32D-BCR/ABL細胞の間に有意差がなかった。【結語】hnRNP E2デコイRNAは,32D-BCR/ABL細胞の増殖を阻害した。hnRNP E2デコイRNAの活性機構は,/EBPαmRNAによるhnRNP E2の結合をブロックするその効果,およびそれに続く42Ku-C/EBPαの上昇,およびc-Myc遺伝子発現のダウンレギュレーションに関連する可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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実験用生物  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
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