抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
昨今,終結を迎えた平成の大合併だが,市町村合併を果たして誕生した新たな地方都市の現状を見ると,中には,広域的な視点を持ったまちづくりの実現や都市機能の再編,地域住民に対しての様々なサービスレベルの向上などの合併の効果を活かしきれていない都市も多く見られる。そういった都市の多くは,都市としての魅力に欠け,都市社会活動上の効率性が悪く,まち全体の活性化が困難な状況にあるため,今後,サービスシステムをコンパクトかつ高度に保ったコンパクトな都市構造の実現を目指す必要性があると考えられる。本研究では,合併後の新市のまちづくりのモデルケースとして,今から6年ほど前の2,004年10月に合併を果たして誕生した滋賀県湖南市を研究対象地として設定し,特に都市機能再編を中心とした将来都市整備構想に視点を当てて,自立的・持続可能なまちづくりの実現を目指し,新市としてのまちづくりについて検討をおこなっていくこととする。(著者抄録)