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J-GLOBAL ID：201102241347921820   整理番号：11A0836509

有機物構造の150年

150 Years of Organic Structures

著者 (1件)： LEWIS David E. (Univ. Wisconsin-Eau Claire, WI)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
号： 1044  ページ： 35-57  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1858年に,有機化学者が彼等が適切に処理した化合物について考えているやり方を変えねばならない一対の論文が発表された。最初のはFriedrich August Kekuleによる報文であり,僅かながら遅れた第二のは優秀な若いスコットランド人Archibald Scott Couperに依るものであった。3年後に,Aleksandr Mikhailovich Butlerovが使用に適した形式の理論で示し,それが既知化合物の化学を理論的に説明するだけでなく,新しい化合物の存在までも予測するのに使えることを示した。最新の構造理論とは違って,その構造が物理的意味を持つとは考えないが,その代わりに,その結合親和性から推論できるその化合物の化学的構造,とそれができないその物理的構造間に一線を画していた。1)1858年以前の有機化学:ラジカル,タイプ,そして置換体,2)1858年~中心的年次(Friedrich August Kekule,Archibald Scott Couper),3)化学構造理論の精密化:1859~1870年(Aleksander Mikahailovich Butlerov (Butlerow, Boutlerov),Boutlerovの構造理論バージョンを詳述した,Speyerの論文,Alexander Crum Brown,Johann Josef Loschmidt),4)化学構造は物理構造に成る(1874年)。

シソーラス用語： *有機物 ,  *分子構造 ,  有機化合物 ,  *現象 ,  酸イミド ,  加水分解 ,  窒素複素環化合物 ,  親和性 ,  *物理的性質 ,  ラジカル ,  置換反応 ,  反応生成物 ,  精密化 ,  *原子構造 ,  *元素 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： *化学構造 ,  *化学的現象 ,  結合親和性 ,  *物理的性状 ,  有機化合物類 ,  琥珀酸イミド類

分類 (3件)： 原子・分子一般  (BH01010O) ,  物理化学一般  (CB01010X) ,  有機化学反応一般  (CF02010Q)

物質索引 (1件)： シアヌル酸

タイトルに関連する用語 (1件)： 有機物