文献

J-GLOBAL ID：201102241348874613   整理番号：11A0551650

米国を起点に始まるシェール・ガス革命からシェール・オイル革命へ

著者 (1件)： 岩間剛一 (和光大 経済経営)
資料名： エネルギーレビュー  (Energy Review)
巻： 31  号： 3  ページ： 46-47  発行年： 2011年02月20日 
JST資料番号： L0936A  ISSN： 0289-2804  CODEN： EREBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 今米国では,100年に一度ともいえる「革命的な」天然ガス,石油の新たな開発が始まっている。それは,非在来型と呼ばれるシェール・ガス,コール・ベッド・メタン,タイト・サンド・ガス,シェール・オイル等の,通常の石油・天然ガスとは異なる化石燃料である。その資源量は,在来型天然ガス埋蔵量の5倍に達するものの,天然ガス生産コストが,100万Btu(英国熱量単位)当り200ドル以上もすると多くのエネルギー専門家はみていた。米国中堅石油企業は,これまでに油田開発で培ってきた水平掘削,水圧破砕(フラクチャリング)三次元探査等の既存技術を組み合わせて,シェール・ガスの生産コストを100万Btu当たり2.5ドルに劇的に低下させることに成功した。シェール・オイル開発のインパクトはシェール・ガスとは比較にならない程大きい。「安い原油の時代は終わった」ではなく,「安い原油の時代が始まった」と言えるような状況になりつつある。

シソーラス用語： *アメリカ合衆国 ,  *頁岩 ,  *シェールオイル ,  *天然ガス ,  石油 ,  化石燃料 ,  数値 ,  埋蔵量 ,  *製造原価 ,  *水平掘削 ,  *水圧破砕 ,  *三次元 ,  *探査 ,  断裂運動 ,  原油 ,  *シェールガス ,  職種別従事者 ,  *可燃性天然ガス
準シソーラス用語： スペシャリスト ,  *米国 ,  *シェール ,  資源量 ,  *生産コスト ,  専門家 ,  フラクチャリング

分類 (2件)： エネルギーに関する技術・経済問題  (LA01050V) ,  採収法  (UA10040R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 米国 ,  起点 ,  シェール ,  オイル