抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平成11年法改正による請求期間が3年に短縮されて以後の審査の状況を述べ,早い権利化の実現と同時に,製品化・事業化のタイミングにあわせた遅い権利化に対する要望もある状況を述べた。当研究会では今回その遅い権利化の実現に関して検討した。先ず審査の現状を時系列に出願件数,審査請求件数などの数値データで示し,次いで,64社からの企業アンケートを実施し,理想的な権利化時期,遅い権利化を望む理由などの調査分析を行ない,その結果として,権利化を遅らせる施策の導入の可否,遅い権利化のための3つの実現方法について考察した。3方法の中,審査着手繰り延べ制度の導入を支持し,さらに同制度の請求要件として,主体的・客体的・時期的・手続的な各要件について検討を加えた。