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J-GLOBAL ID:201102241442130920   整理番号:11A1690680

イットリウムを回収するための廃蛍光灯処理 実験/プロセス分析

Treatment of exhaust fluorescent lamps to recover yttrium: Experimental and process analyses
著者 (4件):
資料名:
巻: 31  号: 12  ページ: 2559-2568  発行年: 2011年12月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本報では,使用済蛍光管分解から生じる蛍光粉末からのイットリウム回収を検討した。様々な浸出試験では,種々の酸(硝酸,塩酸,硫酸)やアンモニアを使い,金属を浸出させた。これらの試験では,アンモニアはイットリウム回収に適さない一方,HNO3は有毒蒸気を生じることを示した。HClとH2SO4を用い,完全要因配置実験を行い,運用要因の影響を評価した。HClとH2SO4浸出系は,イットリウム抽出効率面から同様な結果を与えたが,後者は,その後の下流でのイットリウム化合物回収時の利点でカルシウム抽出低減を可能にした。イットリウム最大収率は,20%w/v S/L比,4N H2SO4濃度,90°Cにより得られた。イットリウムとカルシウム収率は各約85%と5%だった。分散分析では,酸濃度のみ,ならびに酸とパルプ濃度間相互作用が,HClとH2SO4両溶液でのイットリウム可溶化に対し有意な正影響を持つことを示した。浸出時のイットリウムとカルシウム濃度を推定する2つのモデルを経験的に開発した。沈殿試験では,少なくとも化学量論量シュウ酸がイットリウムの効率的回収に必要で,純粋なシュウ酸イットリウムn水和物(99%品質)が生成することを示した。このような蛍光粉末の収集,処理,最終処分でリサイクル企業へ一般に支払われる費用を除いて,蛍光灯の他成分(ガラス,鉄/非鉄スクラップ)が,装置分解後に回収されて価格設定されるならば,プロセスは経済的に実現可能である。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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資源回収利用 
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