抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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レーザー誘起蛍光法(LIF)法によるスサビノリの生育診断法について,海苔の養殖における問題,海苔養殖の歴史と方法について述べた。次に,レーザー誘起蛍光法による生育診断に関し,1)実験方法として,LIFスペクトルはマルチチャネル分光器を用いて測定した。2)病害による影響を病原微生物による疾病として,あかぐされ病,壷状菌病によるものについて調べた。3)淡水による影響を,海水中で培養した海苔を淡水に漬けたときにどのようにLIFスペクトルが変化するかを調べた。4)LIFスペクトルの励起波長依存性について,蛍光スペクトルの励起波長依存性を測定し,吸収スペクトルとの比較検討を行った。5)蛍光分布測定を,病害の部位を初期段階で診断するためにデジタルマイクロスコープを用いて,細胞レベルでの蛍光分布の測定を試みた。海苔の蛍光スペクトルは,病害や淡水などの影響により大きく変化することを明らかにした。