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J-GLOBAL ID:201102241535913851   整理番号:11A1209554

低炭素高炭酸ガスによって誘導した肺高血圧症ラット肺組織における硫化水素系に対するリグストラジンの作用

Effect of ligustrazine on hydrogen sulfide system in lung tissue of rats with pulmonary hypertension induced by hypoxic hypercapnia
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 524-528  発行年: 2010年 
JST資料番号: W1465A  ISSN: 1000-4718  CODEN: ZBSZEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】低炭素高炭酸ガスによって誘導した肺高血圧症ラット肺組織における硫化水素(H2S)系に対するリグストラジンの作用を調べる。【方法】SDラット30匹を3群に無作為割付した:対照群(C),低炭素高炭酸ガス群(HH)および低炭素高炭酸ガス+リグストラジン群(HH+L)。血行動態の変化を測定した。血管壁面積と肺動脈の総面積との比を光顕下で観察した。肺動脈のアポトーシスをTUNEL法によって試験し,アポトーシス指数を算出した。高感度修飾硫化物電極(sensitive modified sulfide electrode法)によってラット肺組織ホモジネートの血漿中硫化水素濃度および硫化水素産生酵素の活性を評価した。RT-PCRによって肺組織のシスタチオニン-γ-リアーゼ(CSE)mRNAを決定した。【結果】平均肺動脈圧のレベル,血管壁面積/総面積の比および右室/左室+中隔の比はHH群ではC群よりも有意に高く,値はHH群よりもHH+LTZ群で明らかに低かった(いずれもP<0.01)。3群の平均頸動脈圧に有意差は認められなかった(P>0.05)。HH群およびHH+LTZ群の肺動脈のアポトーシス指数はC群よりも有意に低く,HH+LTZ群の肺動脈のアポトーシス指数はHH群よりも有意に高かった(P<0.05またはP<0.01)。HH群の肺組織では,血漿中H2S濃度,ラット肺組織ホモジネートにおけるH2S産生酵素活性,シスタチオニン-γ-リアーゼ(CSE)mRNAはC群よりも有意に低く(いずれもP<0.01),HH+LTZ群ではHH群よりも有意に低かった(いずれもP<0.01)。【結論】リグストラジンはシスタチオニン-γ-開裂酵素(CSE)発現を上方制御し,CSE活性を増強し,H2S濃度を上昇させて,低酸素高炭酸ガス誘導肺高血圧症を防止する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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