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J-GLOBAL ID:201102241596938156   整理番号:11A1277302

ラット海馬神経幹細胞比率の増大および3Dマイクロウェル型による細胞集積

Population expansion of rat hippocampal neural stem cells and their integration with three-dimensional microwell patterns
著者 (8件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 520-524  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2217A  ISSN: 1000-5404  CODEN: DYXUE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】当研究室で3Dポリ-L-ラクチド(PLLA)マイクロウェル型を作製した。2培地条件で培養したラット海馬神経幹細胞(NSC)の成長様態の比較により増殖条件を最適化し,このパターンによるNSC形成を試みる。【方法】機械的分離法で得られたラット海馬NSCを神経細胞基質培地またはDMEM/F12基質培地中で増殖させた。単離したNSCの増殖様態を神経スフェア数およびMTT法で調べた。UVリトグラフィー法,シリコンエッチング法およびソフトリトグラフィー法により,PLLAマイクロウェル型を作製し,この型上にNSCを集積させた。【結果】免疫細胞化学法と免疫蛍光法試験の結果,単離海馬細胞は神経幹細胞マーカー,ネスチン陽性であり,神経系およびグリア系細胞への分化能があった。神経細胞基質培地で30日間培養後,海馬NSCは増殖して徐々に神経スフェアを形成し,基質に接着して形態学的に分化した細胞は僅かであった。一方,DMEM/F12基質培地では,細胞は迅速に増殖,接着して,形態学的に分化した。本マイクロウェル型は良く固定され,高縦横比(≧1)があり,培養条件下で安定であった。DMEM/F12基質培地で培養後,25日目の神経スフェア数は神経細胞基質培地の4.7倍であった。ラット海馬NSCは3DPLLAマイクロウェル型上に十分集積した。【結論】DMEM/F12基質培地はラット海馬細胞増殖に好適であり,神経細胞基質培地は海馬NSCの精製に適している。DMEM/F12基質培地と神経細胞基質培地を逐次的に用いることにより,ラット海馬細胞が増殖し,NSCは3DPLLAマイクロウェル型上に十分集積できる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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神経の基礎医学 

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