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J-GLOBAL ID:201102241840412234   整理番号:11A0155604

リシンNε-トリメチル化と脂質組成がセクロピンA-メリチンハイブリッドペプチドCA(1~7)M(2~9)の膜活性に及ぼす影響

Influence of Lysine Nε-Trimethylation and Lipid Composition on the Membrane Activity of the Cecropin A-Melittin Hybrid Peptide CA(1-7)M(2-9)
著者 (7件):
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巻: 114  号: 49  ページ: 16198-16208  発行年: 2010年12月16日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近VREとMRSAが報告されている中で,多くの研究は医薬品として抗菌ペプチド(AMP)の有望な役割が注目されているが,臨床研究へのそれらの移行はAMPの性質固有の限界により緩速である。この問題に打ち勝つため幾つかの構造修飾が提案され,増強AMPの生物学的寿命と治療指数を導いている。多くのAMPは活性にとって必須である15~50アミノ酸長と1~9の正荷電リシンまたはアルギニン残基を含んでいる。ここでは,示差走査熱量測定と蛍光分光法を用い,種々の脂質組成(POPE:POPG(3:1)とDMPC:DMPG(3:1))のリポソームとセクロピンAのリシンNε-トリメチル化類似物質(K6とK7)及びメリチンハイブリッドペプチドCA(1~7)M(2~9)[H-KWKLFKKIGAVLKVL-amide]間の相互作用を調べた。哺乳類の赤血球(双性イオン脂質)と細菌(双性イオンと負荷電脂質)に対する膜モデルを用い,研究を行った。結果はトリメチル化ペプチドが負荷電(細菌細胞モデル)リポソームと強く相互作用するが,双性イオン(赤血球モデル)リポソームと相互作用しないこと示した。これらの結果は細胞毒性の縮減と一致し,治療指数対本研究で見いだした親のCA(1~7)M(2~9)における改善を結果として起こした。更に,修飾したペプチドは使用したモデル膜に異なる依存性を示し,脂質膜組成がAMP膜活性に重要な意味合いを持つ更なる証拠を提供した。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般 

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