抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ポンプや送風機の可変速度運転(ASD)によって電力を節減するため,一般に可変周波数駆動装置(VFD)が使用されているが,もう1つの手段である磁気結合(MC)を紹介した。電動機軸に導体の回転子,被駆動側の軸に高エネルギー稀土磁性材料の回転子を取付け,両回転子間に空気間隙を設ける。この間隙を調整することによって電動機の速度は一定でも,被駆動体の速度が変り,また伝達するトルクも変動する。以前使用されていた渦電流クラッチの最新版とも言え,現在はMagnaDriveと称する商品が存在する。MCは高回転数ではVFDより効率がよいが,低回転数では劣るという試験結果がある。まだ50HP以上でMCとVFDは設置コストがほぼ同等である。ただし一定回転数の既設設備をASDに変換する場合,VFDは電動機も代える必要があるが,MCは既存電動機を使用できるので有利と考えられる。その他,MCとVFDのプラスとマイナスを比較した。