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J-GLOBAL ID:201102242085970848   整理番号:11A1010357

福島第一事故からの「学び」

著者 (1件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 406-408  発行年: 2011年06月01日 
JST資料番号: G0154A  ISSN: 1882-2606  CODEN: NGEGAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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原子力専門家である著者が福島第一原子力発電所事故から得られる「学び」に関する私見を述べた。「第一の学び」は震災・津波に強い原発の実現である。「第二の学び」は想定外事象のレベルを識別しつつ,それらを排除する努力を深めた上で原子力技術のリスクを評価し,対策を講じるべきことである。「第三の学び」は市民との対話と相互理解の深化である。「第四の学び」は代替エネルギーの非原子力エネルギーを含むエネルギー論全般に「想定外」事象対応が適用されるべきことである。「第五の学び」は「技術と社会」関係における技術リスクマネジメント問題の重要性を認識することである。原子力を巡っては,相互に相手を信頼せず,態度を変えない2つの共同体があるが,「技術と社会」の関係改善にはこのような状態を変える努力が必要である。「第六の学び」はこのような状態からの脱却に対する社会全体の取り組みとそれに対する専門家の能動的関わりである。
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分類 (5件):
分類
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原子炉安全一般  ,  科学技術政策・制度・組織  ,  社会問題  ,  エネルギー政策・エネルギー制度  ,  エネルギーに関する技術・経済問題 
引用文献 (4件):
  • シドニー・デッカー. ヒューマンエラーは裁けるか. 2009
  • HOLLNAGEL, E. ed. Resilience Engineering : Concepts and Precepts. 2006
  • HOLLNAGEL, E. ed. Resilience Engineering in Practice. 2011
  • 武田徹. 反原発と推進派, 二項対立が生んだ巨大リスク. 日経ビジネスオンライン. 2011, 3月30日
タイトルに関連する用語 (3件):
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