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J-GLOBAL ID：201102242112467991   整理番号：11A0142741

圧電素子を用いた受動制振システムにおける一般化電気機械結合係数の簡易同定手法の提案

Simple Identification Method of Generalized Electromechanical Coupling Coefficient for Passive Vibration System via Piezoelectric Element

著者 (3件)： 菅原佳城 (青山学院大 理工) ,  馬場健 (青山学院大 大学院理工学研究科) ,  小林信之 (青山学院大 理工)
資料名： 日本機械学会論文集 C編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C)
巻： 76  号： 772  ページ： 3648-3656  発行年： 2010年12月25日 
JST資料番号： F0045B  ISSN： 0387-5024  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 圧電素子を用いた受動制振システムの設計において重要となる一般化電気機械結係数の同定手法の提案を行った。提案手法ではインダクタンスを直列接続した圧電素子でLCブリッジ回路を構成し,それに加振電圧信号を印加した際のブリッジ回路の出力電圧から共振振動数を求め,さらに得られた振動数を簡単な算出式に代入することで一般化電気機械結合係数を同定する。その結果,簡易な構成を持ったシステムで簡単な手順で一般化電気機械結合係数を同定することが可能となる。提案手法について同定実験を行い,得られた結果から受動制振システムを設計し,その制振性能を他の方法と比較することで提案手法の有効を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *圧電素子 ,  *防振 ,  振動制御 ,  制振構造 ,  効果 ,  周波数応答 ,  *結合係数
準シソーラス用語： *パッシブ制振 ,  制振効果 ,  *一般化電気機械結合係数

分類 (1件)： 振動伝搬  (BB02040K)

引用文献 (9件)：

• 1) BROCK J. E. A Note on the Damped Vibration Absorber. Transaction of the American Society of Mechanical Engineers. (1946) vol.68, p.A-284.
• 2) MOHEIMANI S. O. R. Piezoelectric Transducers for Vibration Control and Damping. Springer.
• 3) HAGOOD N. W. Modelling of Piezoelectric Actuator Dynamics for Active Structural Control. J. Intelligent Material Systems Structures. (1990) vol.1, p.327-354. doi:10.1177/1045389X9000100305
• 4) HAGOOD N. W. J. Sound Vib.. (1991) vol.146-2, p.243-268.
• 5) DOSCH J. J. J. Intell. Mater. Syst. and Struct.. (1992) vol.3, p.166-185. doi:10.1177/1045389X9200300109

タイトルに関連する用語 (8件)： 圧電素子 ,  制振 ,  一般化 ,  電気機械結合係数 ,  簡易 ,  同定 ,  手法 ,  提案