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J-GLOBAL ID：201102242415416141   整理番号：11A1099961

p53の損失および血管形成マイクロRNAプロフィールの獲得は浸潤癌へのin situ膀胱尿路上皮癌の進行促進に不十分である

Loss of p53 and Acquisition of Angiogenic MicroRNA Profile Are Insufficient to Facilitate Progression of Bladder Urothelial Carcinoma in Situ to Invasive Carcinoma

著者 (6件)： AYALA DE LA PENA Francisco (Harvard Medical School, Massachusetts) ,  KANASAKI Keizo (Harvard Medical School, Massachusetts) ,  KANASAKI Megumi (Harvard Medical School, Massachusetts) ,  TANGIRALA Neelima (Harvard Medical School, Massachusetts) ,  MAEDA Genta (Harvard Medical School, Massachusetts) ,  KALLURI Raghu (Harvard Medical School, Massachusetts)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 286  号： 23  ページ： 20778-20787  発行年： 2011年06月10日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 膀胱尿路上皮癌は,最も多い癌の1つで,多くは表層性であるが,約20%は侵襲性癌である。ここでは,尿管上皮特異的プロモータII(UPK II)のクローニングおよびUPK IIプロモーターにより誘起されたSV40ラージT抗原を発現するトランスジェニックマウスの作成について報告する。SV40T抗原による尿管上皮の癌抑制因子p53およびpRbの不活性化は,高悪性度癌様の尿路上皮癌に帰着した。新たに作成したUPK II-Creマウスを用いた尿路上皮細胞におけるp53の特異的欠失では,癌は発生しなかった。試験結果から,血管新生の活性化およびp53の損失は,浸潤癌への発展に十分でないと考えられた。

シソーラス用語： *上皮内癌 ,  *膀胱腫瘍 ,  *p53タンパク質 ,  アンチセンスRNA ,  ラージT抗原 ,  トランスジェニックマウス ,  血管新生 ,  欠失突然変異 ,  マイクロRNA
準シソーラス用語： *膀胱尿路上皮癌

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (9件)： p53 ,  損失 ,  血管形成 ,  マイクロRNA ,  プロフィール ,  獲得 ,  浸潤癌 ,  膀胱尿路上皮癌 ,  促進