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J-GLOBAL ID:201102242550550680   整理番号:11A1034429

中国語-英語併用者による一時的構文多義性英文処理における作業記憶能の影響

Influence of Working Memory Capacity on Processing English Temporary Syntactic Ambiguity Sentences for Chinese-English Bilinguals
著者 (2件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 185-192  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2156A  ISSN: 0439-755X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【背景】作業記憶能と文章処理は密接に関連している。作業記憶能制約理論では,総合言語作業記憶システムがあって,これが言語処理を支えると考える。一方,分離処理力理論では,2種類の作業記憶システムがあって,オンライン言語処理とオフライン言語処理を別々に支えると言う。DanemanとCarpenterの読字範囲試験(1980年)で測定した作業記憶能はオフライン言語処理のみに影響している。【目的】本研究では,第2言語として英語を学習している成人の作業記憶能が英文のオンライン処理とオフライン処理に及ぼす影響を眼球追跡実験によって検討する。【方法】文章には複数の動詞があって,主動詞と縮小関係節の間には一時的多義性があった。中国語-英語併用者(31名)が実験に参加したが,英語読解力は未熟であった。DanemanとCarpenterの読字範囲試験(1980年)により広範囲読字者と小範囲読字者を区分した。異なる領域の文章の読字における初回通過固定の持続時間をオンライン処理の指標とした。回帰数と総固定時間をオフライン処理の指標とした。【結果】多義性域と非多義性域読字における初回通過固定の持続時間は,高作業記憶能読字者と低作業記憶能読字者間で有意差があった。非多義性域から多義性域への回帰パターンと非多義性域から主名詞節hwの回帰パターンについても,高作業記憶能読字者と低作業記憶能読字者間で有意差があった。多義性域と非多義性域読字における総固定持続時間は,高作業記憶能読字者と低作業記憶能読字者間で有意差があった。【結論】これらの結果から,第2言語としての英語読解力未熟者による構文多義性英文のオンライン構文処理とオフライン構文処理については,作業記憶能による差異のあることが示唆される。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系 

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