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J-GLOBAL ID:201102242553436153   整理番号:11A1203195

結腸直腸癌におけるKRASのコドン12および13の変異を迅速かつ高感度に検出するための高解像度融解曲線分析

High resolution melting analysis for the rapid and sensitive detection of KRAS codon 12 and 13 mutations in colorectal cancer
著者 (10件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 209-212  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2341A  ISSN: 1009-9158  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】臨床的結腸直腸癌患者におけるKRAS遺伝子変異をスクリーニングするためのHRM法を確立する。【方法】種々の割合の変異プラスミドおよびKRASの野生型プラスミドを用いて混合した連続したプラスミド混合試料におけるエクソン2(特にKRAS遺伝子のコドン12および13)の体細胞突然変異を検出することによって,HRMの感度を分析した。新鮮組織からの結腸直腸癌標本60例から単離したDNAのKRASについてHRM分析を実施した。結果を直接配列決定データと比較した。【結果】PCR増幅後,HRM能力を有するリアルタイムPCR装置を用いて同じ試験管でHRM分析を行うことによって,突然変異の結果を利用することができた。HRM検出は変異プラスミドDNA10%の比でKRAS突然変異を同定することができた。HRMおよび配列決定によって全60例の試料にKRAS突然変異が同定された。HRMによって17例(28.3%)がKRASエクソン2突然変異突然変異陽性であり,15例(25.0%)にコドン12または13突然変異の存在が確認され,他の2例は配列解析によって野生型であった。HRMによって検出された試料60例には96%の特異度で100%の感度が得られた。【結論】HRMは臨床試料の突然変異を調べるための高感度の管内法である。HRMによって遺伝子突然変異のハイスループット・スクリーニングが可能になり,患者のために適した治療法を選択し,ヒト癌の新たな突然変異の同定を目的とした研究を促進することができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 

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