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J-GLOBAL ID:201102242602741854   整理番号:11A1473536

液晶二量体α-(4-シアノビフェニル-4′-オキシ)-ω-(1-ピレンイミンベンジリデン-4′-オキシ)ウンデカン(CBO11O・Py)の誘電と熱力学研究

Dielectric and Thermodynamic Study on the Liquid Crystal Dimer α-(4-Cyanobiphenyl-4′-oxy)-ω-(1-pyreniminebenzylidene-4′-oxy) undecane (CBO110 Py)
著者 (8件):
資料名:
巻: 115  号: 32  ページ: 9766-9775  発行年: 2011年08月18日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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奇非対称液晶二量体α-(4-シアノビフェニル-4′-オキシ)-ω-(1-ピレンイミンベンジリデン-4′-オキシ)ウンデカン(CBO11O・Py)に関して,温度の関数として広帯域誘電分光法(103~1.8×109Hz)と比熱測定を行った。液晶二量体は二組の幅広い:対称と非対称に通常分類される。対称液晶二量体では,二個の半剛体単位が同一であり,一方,非対称二量体ではそれらは異なる。両分類で,相挙動は一般カラミチック低分子量液晶について観測される相挙動と極めて異なる。冷却速度が十分に速い(15K/min以下)ならば,メソゲン挙動はその対応ガラス状態以下に過冷却されるネマチック相に制限された。誘電測定はネマチックメソ相と同様に等方相中及び等方相-ネマチック相転移を横切る静的誘電率と分子動力学情報を得ることを可能にした。プローブ電場の面で分子ダイレクタの二組の配向(並列と垂直)を調べた。ネマチックメソ相は誘電異方性が正を示した。ネマチック二量体の誘電緩和の分子理論(J.Chem.Phys.2004,121(6),8079)によって誘電率の並行成分の測定を説明した。二量体はcisとtrans立体配座異性体の混合物として見られ,モデルは各温度でそれらの相対的集団を推定することを可能にする。二量体の各末端半剛体単位の独立した転倒回転として主な分子運動を説明した。比熱の正確な進化と静的誘電率データからネマチック-等方相転移を膨大に調べた。転移は現実に一次であり,三臨界仮説に従う。結果として,ネマチックメソ相は二量体分子の二軸性と柔軟性にも拘らず一軸として特性化される。
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分類 (1件):
分類
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ネマチック相 

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