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J-GLOBAL ID:201102242635799335   整理番号:11A0929402

潰瘍性大腸炎における共刺激因子発現とその病理学的有意性

Expression of co-stimulators in ulcerative colitis and its pathologic significance
著者 (6件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 19-24  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2323A  ISSN: 0529-5807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】潰瘍性大腸炎(UC)患者粘膜における共刺激因子発現と局在を検討し,UCの病因におけるその役割を調査する。【方法】共刺激因子CD86と誘導可能な共刺激因子(ICOS)発現を,活動性UC患者(64例),非活動性UC患者(51例)と健常対照者(20例)からのパラフィン包埋粘膜組織を免疫組織化学法により観察した。CD28の免疫染色は,活動性UC患者(7例),非活動性UC患者(2例)と健常対照者(5例)から採取した新鮮凍結粘膜組織で実施した。さらに,CD4,CD8及びCD20発現も調べた。【結果】活動性UCにおいて,非活動性UC及び健常対照者と比較し(P<0.01),CD86発現増加は,粘膜固有層単核細胞にだけでなく腸管上皮細胞でも観察された。非活動性UC及び健常対照者と比較して(P<0.01),粘膜固有層単核細胞でのICOS発現増加を活動性UCで検出した。非活動性UCと比較して(P<0.01),腸管上皮細胞でのICOS発現増加が,活動性UCでも見られた。CD86発現は,健常対照者より非活動性UCで高かった(P<0.05またはP<0.01)。しかしながら,ICOS発現は,非活動性UCと健常対照者の間に統計学的に有意な差を示さなかった。非活動性UCと健常対照者と比較して,活動性UCでのCD28発現増加も観察された(P<0.05またはP<0.01)。CD4またはCD8陽性の上皮内リンパ球数と粘膜固有層及び小血管壁に浸潤しているリンパ球数は,非活動性UCと健常対照者より活動性UCで,非常に高かった(P<0.01)。さらに,CD4/CD8の比率は,活動性UCで最も高かった(P<0.01)。粘膜固有層におけるCD20陽性Bリンパ球数も非活動性UCと健常対照者より,活動性UCで高かった(P<0.01)。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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消化器の疾患 
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