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J-GLOBAL ID:201102242692666910   整理番号:11A1104182

Porphyromonas gingivalisのプロテアーゼRgpBに対するピコモル親和性ナノボディの診断評価

Diagnostic evaluation of a nanobody with picomolar affinity toward the protease RgpB from Porphyromonas gingivalis
著者 (11件):
資料名:
巻: 415  号:ページ: 158-167  発行年: 2011年08月15日 
JST資料番号: H0177B  ISSN: 0003-2697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Porphyromonas gingivalisは,主要歯周炎病原菌の1つである。P.gingivalisは,ギンギパインと呼称される1群のプロテアーゼを分泌する。この研究では,RgpBギンギパインを,P.gingivalisのバイオマーカーとして用いた。ナイーブラクダナノボディライブラリーを構築して,ファージデスプレィを用いて,RgpBにピコモル親和性を持つナノボディを選択した。ナノボディを緩衝液と唾液のRgpBを検出する阻害分析に用いた。ナノボディは,ギンギパインホモログのHRgpAに結合しないことを考えると,高特異性であった。これは,RgpB免疫グロブリン様ドメイン内の結合エピトープの存在を示した。減法阻害分析を用いて,ナノボディが完全細胞においても天然RgpBと結合できることを示した。ナノボディは,もっぱらP.gingivalis膜結合RgpBイソ型(mt-RgpB)と分泌可溶性RgpBに結合した。さらに,P.gingivalisギンギパイン欠失変異体の交差反応研究は,ナノボディが複合細菌試料の天然RgpBと天然Kgp及びRgpAを識別できることを示した。この研究は,RgpBをP.gingivalis検出の特異バイオマーカーとして利用できること,示したナノボディに基づく分析がP.gingivalis検出の既存法を補完できることを実証した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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酵素一般  ,  抗原・抗体・補体の生化学  ,  歯と口腔の診断 

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