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J-GLOBAL ID:201102242713606964   整理番号:11A0156121

リスニングコンテキストの局所的および広帯域スペクトル特性に対する知覚キャリブレーションの時間特性

Temporal properties of perceptual calibration to local and broad spectral characteristics of a listening context
著者 (2件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 3597  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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聴覚系は予測困難な(インフォーマティブな)音の特性に対する感度を強化する方法でキャリブレーションを行ってリスニング環境下での信頼性の高い特性を得ている。この信頼性の高い特性はスペクトル上で局所的(ピークなど)なものであったり全域的(スペクトル傾斜など)なものである可能性が高いが,聴覚系が経時的にどのように調整し,キャリブレーションを行ってこの特性を得るかについては知られていない。この知覚キャリブレーションの時間特性を把握することは音の変化やインフォーマティブな特性に対する感度を強化する潜在的メカニズムを明らかにする上で極めて重要である。本稿では周波数変調共振による調和複合音のプレカーサコンテキストに続く/u/と/i/の識別に与える第2フォルマント(F2)とスペクトル傾斜の相対的効果を測定した。その結果後続母音のF2やスペクトル傾斜に整合するようにフィルタ処理を施したプレカーサはF2やスペクトル傾斜に対する知覚キャリブレーションを個別に誘発することがわかった。F2に対するキャリブレーションは持続時間の短い(250ms)プレカーサで最も大きくこれはオンセットに感度の高い生理的および知覚的メカニズムと関連している。これと対照的にスペクトル傾斜に対するキャリブレーションは持続時間が長く繰り返し率が高いプレカーサで最も大きく,これはスペクトルのサンプリング機会が増えることで長期全域的スペクトル特性が安定的に推定できるためである。音の変化に対する感度を高めるメカニズムの可能性についても検討を加えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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聴覚・音声モデル 
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