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J-GLOBAL ID:201102242726764038   整理番号:10A0407607

ヒラメParalichthys olivaceusの体表粘液に対するVibrio fluvialisの走化性の応答

Chemotactic response of Vibrio fluvialis to the skin mucus of Paralichthys olivaceus
著者 (4件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 318-325  発行年: 2009年 
JST資料番号: C2171A  ISSN: 1000-0615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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魚類の粘液層に対する病原体の走化性は粘液でのコロニー形成において重要な役割を担っている。走化性は病原菌の毒性機構の一つと考えられている。ヒラメParalichthys olivaceusの体表粘液に対する病原性のVibrio fluvialisの走化性の応答を十分に理解し,細菌のコロニー形成を低減するための予防的処置を行うために,細菌の走化性に及ぼす,細菌濃度,インキュベーション時間や,温度,塩分,炭水化物などの環境因子の影響をについて,改良キャピラリー法と同位体トレーサー法で調べた。その結果,P.olivaceusの体表粘液に対する走化性V.fluvialisの菌数は,細菌濃度とインキュベーション時間がそれぞれ増加するに伴って,上昇することが示された。室温60分間のインキュベーション後,細菌走化性の飽和が確認された。5°Cから15°Cにインキュベーション温度を上昇させると走化性細菌は増加し,15°Cでピークに達し,またpH8で最適な走化性が観察され,0.8%から3.6%に塩分濃度を増加させると走化性細菌は弱まった。試験した8種類の炭水化物の中で,マンニトール,ラクトース,及びセミノースに顕著な細菌走化性の促進作用が認められた。実験の結果,病原性V.fluvialisはP.olivaceusの体表粘液に対する強い走化性を有し,この走化性は温度,pH値,塩分,炭水化物などの環境要因により著しく影響を受けることが示された。本論文で判明した走化性の特徴は,P.olivaceusの養殖における効果的な予防戦略計画に役立つものと考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (4件):
分類
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魚類  ,  微生物感染の生理と病原性  ,  生体防御と免疫系一般  ,  細菌による動物の伝染病 

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