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J-GLOBAL ID：201102242819904344   整理番号：11A0162187

反強磁性スピン波のコヒーレントテラヘルツ制御

Coherent terahertz control of antiferromagnetic spin waves

著者 (12件)： KAMPFRATH Tobias (Univ. Konstanz, Konstanz, DEU) ,  SELL Alexander (Univ. Konstanz, Konstanz, DEU) ,  KLATT Gregor (Univ. Konstanz, Konstanz, DEU) ,  PASHKIN Alexej (Univ. Konstanz, Konstanz, DEU) ,  MAEHRLEIN Sebastian (Univ. Konstanz, Konstanz, DEU) ,  DEKORSY Thomas (Univ. Konstanz, Konstanz, DEU) ,  LEITENSTORFER Alfred (Univ. Konstanz, Konstanz, DEU) ,  HUBER Rupert (Univ. Konstanz, Konstanz, DEU) ,  KAMPFRATH Tobias (Fritz-Haber-Inst. der Max-Planck-Gesellschaft, Berlin, DEU) ,  WOLF Martin (Fritz-Haber-Inst. der Max-Planck-Gesellschaft, Berlin, DEU) ,  KAMPFRATH Tobias (FOM Inst. for Atomic and Molecular Physics (AMOLF), Amsterdam, NLD) ,  FIEBIG Manfred (Helmholtz-Inst. fuer Strahlen- und Kernphysik, Bonn, DEU)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 5  号： 1  ページ： 31-34  発行年： 2011年01月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電磁スペクトルの利用しにくいテラヘルツ領域における電荷とスピンの超高速励起は,凝縮物質分野において極めて重要な役割を担っている。自由空間テラヘルツパルスの電場によって,フェムト秒の時間スケールで電荷運動を操作する直接的手段が得られている。今回我々は,高強度テラヘルツ・トランジェントの磁場成分によってスピン自由度の超高速制御が可能になることを示し,この過程を補完している。単一サイクルのテラヘルツパルスは,1THzという高い周波数で,反強磁性NiOにおけるコヒーレントスピン波をオン・オフする。持続時間8fsの光プローブパルスによって,時間領域でテラヘルツ誘起磁気ダイナミクスを直接追跡し,テラヘルツ場がゼーマン相互作用によってスピンを選択的にアドレスすることを確認している。このコンセプトによって,これまで困難だった電子基底状態における磁気励起の汎用的な超高速制御法が得られる。Copyright Nature Publishing Group 2011

シソーラス用語： *反強磁性 ,  *スピン波 ,  *位相制御 ,  *電磁波 ,  過渡現象 ,  励起 ,  *テラヘルツ波 ,  *コヒーレント制御 ,  スピン自由度 ,  磁気励起

分類 (1件)： 磁性体測定技術・装置  (BM06030I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 反強磁性 ,  スピン波 ,  コヒーレント ,  テラヘルツ