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J-GLOBAL ID：201102243058080977   整理番号：11A0163511

緑茶及び紅茶は高脂肪飼料給餌C57BL/6Jマウスの筋肉におけるグルコーストランスポーター4の発現保留により高血糖症及びインシュリン耐性を抑制する

Green and Black Tea Suppress Hyperglycemia and Insulin Resistance by Retaining the Expression of Glucose Transporter 4 in Muscle of High-Fat Diet-Fed C57BL/6J Mice

著者 (7件)： NISHIUMI Shin (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  BESSYO Hiroaki (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  KUBO Mayuko (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  AOKI Yukiko (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  TANAKA Akihito (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  YOSHIDA Ken-ichi (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  ASHIDA Hitoshi (Kobe Univ., Hyogo, JPN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 24  ページ： 12916-12923  発行年： 2010年12月22日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 29%ラード含有高脂肪飼料又はAIN93Mを基礎とした対照飼料を雄のC57BL/6Jマウスに14週間給餌し,飲水として水,緑茶水(20g/L熱水抽出)又は紅茶水(20g/L熱水抽出)の群に分けて給餌した。血清グルコース濃度はキットで測定し,体脂肪組織及び筋肉への取り込みは標識グルコースで調べ,小腸のα-グルコシダーゼ活性はマルトース又はスクロースを用いて調べ,細胞溶解物及び血漿膜の酵素活性は各抗体で測定した。緑茶及び紅茶摂取群で体重増加が見られず,白色脂肪組織重量の相対重量が減少した。また筋肉中GLUT4の血漿膜への移動によりグルコース取り込み活性を刺激した。更に筋肉中インシュリン受容体β-サブユニット,GLUT4及びAMP-活性化プロテインキナーゼαレベルの減少を抑制した。緑茶及び紅茶の摂取は筋肉中GLUT4依存性グルコース輸送の減少を防ぐことにより,高脂肪食による肥満と高血糖症を抑制していた。

シソーラス用語： *GLUT4 ,  高血糖症 ,  *緑茶 ,  *紅茶 ,  マウス ,  実験動物 ,  筋肉 ,  *薬理作用 ,  高脂肪食 ,  血糖降下作用 ,  作用 ,  抑制 ,  雄性 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  インスリン抵抗性 ,  インスリン受容体 ,  C57BL/6Jマウス ,  抗肥満作用 ,  *膜貫通タンパク質 ,  *茶 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： インシュリン抵抗性 ,  インシュリン受容体 ,  インシュリン受容体β ,  グルコーストランスポーター4 ,  抑制作用

分類 (2件)： アルカロイドし好飲料  (FJ06030D) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (10件)： 緑茶 ,  紅茶 ,  脂肪 ,  飼料給餌 ,  マウス ,  筋肉 ,  グルコーストランスポーター4 ,  発現 ,  高血糖症 ,  インシュリン耐性