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J-GLOBAL ID:201102243129929065   整理番号:11A0563907

ワイヤコード鋼におけるTi介在物の研究

Investigation of Ti inclusions in wire cord steel
著者 (7件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 53-58  発行年: 2011年 
JST資料番号: C0314B  ISSN: 0301-9233  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Ti介在物は非変形介在物で超大強度を有し加工中のフィラメント破断および剥離の原因となる。特に80グレードにおいて著しい。Ti介在物の生成とサイズを制御すべくTi介在物除去技術を改善するために電炉プロセスにおける製錬,精錬中ならびに最終製品のワイヤロッド中のTi含有量を測定し,生成の熱力学ならびにTi介在物成長に関し熱力学的に検討した。レーザーアブレーション誘導結合プラズマ質量分析法により80グレードワイヤコード鋼試片中のTi含量を測定した。電炉における低炭素出鋼およびVDにおける精練処理はTi介在物の制御に成功し,Ti含有量を連鋳前で3ppm以下に制御出来た。Ti酸化物は電解ワイヤロッド試片中に,そしてTiNがワイヤロッド試片中に見出された。熱力学計算結果によるとTiN生成は2相領域のみにて起きる。その領域では凝固比が98%以上であるかまたは固相域においてである。凝固偏析と成長動力学の計算結果はTiとNの両方の凝固偏析は冷却速度の上昇と共に増大し偏析傾向は凝固部分の増大と共に大きくなった。析出したTiN粒子サイズは凝固中の冷却速度が速いほど小さくなった。析出したTiN粒子サイズは3~7μmでありワイヤロッド試片中に見出されたTiN介在物の金属組織画像に一致した。
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その他の金属組織学 
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