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J-GLOBAL ID：201102243190181480   整理番号：11A0154791

半導体基板上への特定ペプチド付着の微視的機構

Microscopic Mechanism of Specific Peptide Adhesion to Semiconductor Substrates

著者 (7件)： BACHMANN Michael (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  BACHMANN Michael (Lund Univ., SWE) ,  GOEDE Karsten (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  BECK-SICKINGER Annette G. (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  GRUNDMANN Marius (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  IRBAECK Anders (Lund Univ., SWE) ,  NANKE Wolfhard (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 49  号： 49  ページ： 9530-9533  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 清浄なSi(100)面及び酸化Si(100)面へのプロリンを含む12残基ペプチドS1(アミノ酸配列AQNPSDNNTHTH)及び同じ組成で配列の異なるS3(TNHDHSNAPTNQ)の吸着挙動を原子間力顕微鏡及びモンテカルロシミュレーションにより比較した。清浄なSi(100)面に対し,S3の結合傾向がS1よりずっと高いことを見いだした。一方,酸化Si(100)面に対するS1とS3の結合傾向はほぼ同程度であった。次にS1とS3のプロリンを含むアミノ酸配列を対で変えたS1′(AQNTSDNNPHTH)及びS3′(TNHPHSNADTNQ)の結合傾向を調べた。プロリンの位置からS1′の折畳み挙動はS3と類似し,S3′はS1と類似していることが分かった。Si(100)面へのS1′とS3′の結合傾向は各々S3及びS1に類似していることが分かった。これらの結果から,Si(100)面へのペプチドの結合挙動がペプチドの折畳み構造に強く影響を受けることを示した。

シソーラス用語： *ケイ素 ,  *結晶面 ,  半導体 ,  *付着 ,  *ペプチド ,  吸着 ,  折畳み構造 ,  原子間力顕微鏡 ,  計算機シミュレーション ,  自己組織化 ,  反応機構
準シソーラス用語： モンテカルロシミュレーション

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (2件)： 半導体基板 ,  ペプチド