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J-GLOBAL ID：201102243210926275   整理番号：11A0784385

木炭風多孔質素材の創製と性能評価

著者 (2件)： 岩渕義孝 (釧路工高専) ,  小林勲 (釧路工高専)
資料名： 釧路工業高等専門学校紀要  (Research Reports. Kushiro National College of Technology)
号： 44  ページ： 1-3  発行年： 2010年12月17日 
JST資料番号： S0928A  ISSN： 0455-017X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高山や建築現場,道路工事現場などさまざまな場所で廃棄される残土は有益な使い道が少ない。これらの残土を再利用し,環境への負荷を軽減し,付加価値の高い素材として再生する方法を検討した。本研究では,建築材料としての用途を想定して残土と発泡スチロールの混合体を用いた木炭風多孔質素材の製造方法を確立し,各種評価試験による素材の適用性を検討した。その結果,1) 粒状発泡スチロールと粘土を成型した原素材を非酸化雰囲気内で焼結することにより,任意形状の木炭風多孔質素材の製法を確立した。 2) 吸水能は発泡スチロール比率と焼結温度に依存した。 3) ホルムアルデヒドやアンモニア等の有害化学物質の吸収能は市販素材と同等で優れていた。 4)熱伝導率と圧縮強度はいずれも発泡スチロールの粒径と焼結温度に依存して変化した。 5) 熱伝導率は建築材料の外壁材と内壁材の中間であった。

シソーラス用語： *多孔質体 ,  再利用 ,  *捨土 ,  *発泡スチロール ,  *混合物 ,  木炭 ,  粘土 ,  成形 ,  酸化 ,  焼結 ,  吸水 ,  温度依存性 ,  アンモニア ,  化学物質 ,  吸収 ,  熱伝導率 ,  圧縮強さ ,  粒径 ,  粒度依存性 ,  壁材 ,  数値 ,  *性能評価 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： 外壁材 ,  *残土 ,  焼結温度 ,  中間値 ,  適用性 ,  内壁材 ,  発泡スチロール比率 ,  非酸化 ,  木炭風多孔質素材 ,  粒状発泡スチロール

分類 (1件)： 用途・機能・工法面から見た建設材料  (RA06050K)

物質索引 (1件)： ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (5件)： 木炭 ,  多孔質 ,  素材 ,  創製 ,  性能評価