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J-GLOBAL ID：201102243412733541   整理番号：11A1246821

蓄電池の負荷周波数制御(LFC)への活用に関する研究-既存電源と協調した制御方式とLFC運転時のロス低減方式の提案-

著者 (4件)： 天野博之 (電力中研) ,  大城裕二 (電力中研) ,  谷本宏 (電力中研) ,  井上俊雄 (電力中研)
資料名： 電力中央研究所システム技術研究所研究報告  (電力中央研究所システム技術研究所調査報告)
号： R10018  ページ： 27P  発行年： 2011年07月 
JST資料番号： L1889B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 既存電源と蓄電池の協調した効率的なLFC(Load Frequency Control)について検討を行った。低炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギーの大量導入に向けた動きが活発化しており,大量導入による周波数調整面への影響が懸念され,その対策の一つとして蓄電池のLFCへの活用が期待されている。既存電源と蓄電池の協調したLFC制御方式の有効性の検証として,1)変動周期別AR(Area Request)配分方式,2)LFC制御定数の設定方法,3)変動周期別AR配分方式のシミュレーションによる効果検証,を述べた。次に,複数NAS電池使用時の効率的な出力配分方式を,1)NAS電池の電気及び熱特性,2)ロス軽減のための出力配分方式とシミュレーションによる効果検証,として述べた。

シソーラス用語： *負荷周波数制御 ,  制御方式 ,  *協調制御 ,  *ナトリウム-硫黄蓄電池 ,  シミュレーション ,  シミュレーションモデル ,  系統運用

分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (12件)：

• [1] 次世代送配電ネットワーク研究会報告書,「低炭素社会実現のための次世代送配電ネットワークの構i築に向けて」(2010-4)
• [2] 電気学会技術報告第869号,「電力系統における常時および緊急時の負荷周波数制御」(2002-3)
• [3] 名古屋,山岸,金尾,駒見,「相互平滑化効果を考慮した太陽光発電大量導入時の短周期出力変動の一予測法」,電力技術・電力系統技術合同研究会PE-10-88,PSE-10-87(2010-9)
• [4] 井上,天野,「発電機の出力応動特性に応じた負荷周波数制御分担」,電中研研究報告RO5021(2006-6)
• [5] 天野,川口,井上,「負荷周波数制御シミュレーション用火力プラントモデルの開発」,電中研研究報告T03044(2004-4)

タイトルに関連する用語 (9件)： 蓄電池 ,  負荷周波数制御 ,  LFC ,  活用 ,  研究 ,  協調 ,  制御方式 ,  ロス ,  提案